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「外国人に浸透し始めた『日銀の危機』」

「日銀の危機」

世界経済

(↑岡久美子*私の妹の絵)

ついに先日のウォールストリートジャーナルに続きForbesまで日銀の窮状を書き始めた。この2日間の海外時間の円安進行は外国人が日銀の惨状に気がつき始めた結果ではないか?だとすると円安は行くところまで行く。Forbes曰く「本来、中央銀行はパーテイーの最中にパンチボールを回収すべき存在なのに、日銀はあらゆるグラスに酒を注ぎまわってきた。その人気取り政策を修正せねばならない時期になった。1970年代後半に登場したボルカーは人気取りのために来たのではない。仕事をしに来た」と強烈な反対を押し切ってサタデイナイト・スペシャルを行った。日銀はボルカーを見習え。直ちに金利を5%に引き上げばければならない。もっともそうすれば日本経済は崖から落ちるが、それしかない」との主張だ。実行すれば日銀は腰を抜かすほどの債務超過で円は紙くずもいいところ。日本経済は崖から落ちるどころか地獄へ真っ逆さまだ。しかしバラマキを放置し、財政ファイナンスで危機を先延ばしをしてきたツケだ。20年前から私の「財政赤字を放置するととんでもないことが起きるぞ」との警告を聞いてくれていたら、と思うと残念でならない。時、すでに遅し。Fasten the seat belt.

https://www.forbes.com/sites/williampesek/2023/01/05/bank-of-japan-should-study-paul-volcker-era/?sh=15e56c792768

(藤巻健史 公式ホームページから引用 ※ご本人の許可をいただいています)

藤巻健史 公式ホームページ
https://www.fujimaki-japan.com/