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【実は不動産投資は女性の方が向いている】女性にぴったりな理由教えます!

 

 

社会へ出てキャリアアップを目指す女性がますます増えてきた現代、働く女性にとって忙しい日々の中で、投資によって資金をやり繰りしていく必要性が生じています。

つまり、「自分が働く」だけでなく、「お金にも働いてもらう」ということです。

しかしいざ投資を始めようと決意しても、どの手段が良いのか、選択肢が多くなかなか手を付けられない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、女性の投資に最もおすすめされている、不動産投資について解説していきたいと思います。

 

1. 不動産を購入することのメリット

まずはじめに、不動産投資によって得られる収益には、「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」という2つの種類があります。

「インカムゲイン」とは、不動産を購入、所有し第三者に貸すことで家賃収入を得る投資方法です。
もうひとつの「キャピタルゲイン」とは、不動産を売買することで購入時と売却時の差額を利益として得る投資方法です。

つまり、不動産を購入した時よりも高値で売ることで収益を図るということです。

最近の日本では「インカムゲイン」が主流とされているようですが、果たしてどのような利点があるのでしょうか。

ここからは、女性・男性を問わず資産運用の手段として人気となっている不動産投資のメリットを紹介したいと思います。

 

―「実物」資産という点

投資には株式や仮想通貨、債券、FXといった手段もありますが、これらの場合発行先が破綻するなどがきっかけでその価値が消えてしまうという大きなリスクが存在します。

一方、不動産は実物資産であるため、たとえ手持ちの不動産の価値が下がってしまった場合でも実物資産が残るので価値が全くなくなってしまうというリスクがありません。

ここが不動産投資の大きな強みと言えます。

 

―相続税・贈与税対策になる

相続税・相続税の節約につながるというのも、不動産投資が選ばれる理由の一つです。

相続税・贈与税は、手持ちの資産が算定の対象となります。

ということは、遺産相続の時に資産を現金で持っている場合、その額どおりの相続税を払わねばならないことになります。

さらに、この中でも特に現金や有価証券という形で持っている資産については課税額が時価に応じて計算されるので、支払わねばならない額も高くなってしまいます。

しかし不動産の場合、相続税法上の評価にしたがって、建物に対しては固定資産台帳、土地に対しては路線価などを基準に資産に対する課税額が算出されるため、時価に比べると課税額を低く抑えられます。

つまり資産を現金ではなく不動産として持っている方が、相続税や贈与税を安くできるということです。

 

―生命保険代わりになる

金融機関から融資を受けて不動産を購入する場合は、団体信用生命保険に加入する必要があります。

団体信用生命保険は、ローンの返済期間中に万が一契約者が死亡したり、あるいは高度障碍者となってしまった場合にローンの残りが保険金から返済される仕組みになっています。

つまりローンの返済途中に亡くなってしまったとしても無借金の不動産が残るので、毎月の安定した家賃収入もプラスされ、残された家族に対して生命保険に似た役割を果たしてくれるということです。

このような点からも、不動産投資は近年注目が高まっています。

 

 

2. 女性に不動産投資がぴったりな理由

以上、不動産投資が人気とされる理由を紹介してきました。

ここからは、近年、女性投資家の数が増加傾向にあると言われていますが、その中でも特に不動産投資おすすめされる理由について考えていきたいと思います。

 

―老後の備えにぴったり

厚生労働省は2022年7月29日、2021年分の平均寿命と平均余命が記載された令和3年簡易生命表を発表しました。

男の平均寿命は 81.47 年、女の平均寿命は87.57年となり、平均寿命(2021)と健康寿命(2019)との差は、男8.79年、女12.19年となりました。

つまり、女性は男性よりも6年長生きする分、お金に対してもより長期的な目で考える必要があるということになります。

しかし、現実はというと女性の平均所得は男性に比べてかなり低く、女性にとって老後の資金確保は深刻な問題です。

このような悩みを解決するために、女性は投資の手段として不動産投資を選ぶ傾向にあると言えます。

 

―忙しい女性に最適

マンション経営と聞くと、大変そうとか難しそうといったイメージから、働く女性にとっては敬遠しがちかもしれません。

しかし、実は一般的には不動産物件の管理は業者への委託が主流になっています。

外部業者に委託することで、不動産オーナーとして必要な知識を得るのにかかる時間や
労力をかなり減らすことができるので、お勤めの方や育児中の方でも投資への一歩を踏み出しやすいでしょう。

業者委託の最大の魅力は、数々の経験により蓄積されたノウハウがあることです。

何らかのトラブルが発生した場合も代わりに対処をしてくれるので、女性オーナーにとっては安心です。

 

―物件選びが得意

現代でも、家事や育児、介護といった家の中の役割は女性が果たしていることが多いでしょう。

しかし、こういった経験を積んできた女性だからこそ物件選びに最適なのです。

女性は自身の経験を通して、どういった造りの部屋が生活しやすいのかを判断できます。

このように女性ならではの視点から選定された物件は、周辺環境が良かったり防犯設備が整っているなど誰にとっても評価が高い物件であることが多く、結果的に借り手が早く見つかります。

ここが、特に女性に不動産投資がおすすめされるポイントと言えるでしょう。

 

―女性経営者にオススメ!女性起業支援金融資が利用できる

日本政策金融公庫では、女性または35歳未満か55歳以上の方であって、新たに事業を始める方または事業開始後おおむね7年以内の方を対象に、新たに事業を始めるため、または事業開始後に必要とする資金の融資が行われています。

最大のメリットは、低金利で借入ができることと、収入があまり高くない場合でも審査が通りやすいことです。

条件などの詳細はホームページをご覧くださいhttps://www.jfc.go.jp

 

3. 気を付けて!投資で注意したい“情報の取捨選択”

このように不動産投資には女性にとってメリットがたくさんありますが、投資である以上ある程度のリスクも存在します。

そこで、不動産投資においてうまく情報を取捨選択していくために注意すべきことをいくつか挙げてみたいと思います。

 

―無料セミナーには慎重に!

高齢化が進むとともに投資に興味を持つ人も増えたことから、無料セミナーが多く開催されています。

「無料だし聞くだけ行ってみよう」と思って行く方が多いようですが、セミナーを開催するということは何らかの目的が必ずある、ということを念頭に置いておきましょう。

開催する側はプロなので、軽い気持ちで行くと引き込まれてしまい逃げられなくなるケースも多々あります。

不動産投資で重要なのは、「いかにリスクを小さくするか」ということです。

大きく儲けることに囚われないようにしましょう。

もちろん良心的な無料セミナーもあるので、十分に見極めてから参加することをお勧めします。

 

―計画は常に最低を想定しよう

投資である以上リスクは付き物なので、予想通りに行かない場合に慌てず対応できるよう、最低を想定した計画を立てるようにしましょう。

特に物件の場合は、修築が必要になったり周辺の物件との競争環境が変わることのあるので、数年での売却も視野に入れておきましょう。

 

―自分自身と相談しよう

女性にも投資が必要とされてきているとはいえ、焦りは禁物です。

軽い気持ちで不動産投資を始めると、後悔する結果になりかねません。

また、投資であるため他人に任せきりにすることも非常に危険です。

自分自身と向き合った上で、十分に検討してから始めるようにしましょう。

 

4. まとめ

今回は、不動産投資がなぜ人気なのか、どうして女性にこそおすすめなのか、そして不動産投資を始めるにあたっての情報の取捨選択の必要性について考えてきました。

人生100年時代、豊かな生活のために不動産投資を選ぶ人は年々増えてきています。

自分自身と十分に話し合ったうえで、ぜひ将来を見据えた不動産投資を検討してみてはいかがでしょうか。