1.「本日の毎日新聞夕刊」
本日の毎日新聞夕刊の特集ワイドに1面を使って、私の紹介とインタビュー記事が載ります。なお、毎日新聞のウェブには本日午後1時半ころ、特集ワイドの私の記事がアップされます。ただ、特集ワイドは有料記事なので途中までししか読めないとは思いますが。
2.「米政策金利6%はまだ低い、8%への利上げは不可避―マクロ・ハブ」
昨日のブルムバーグニュースによると「マクロ・ハイブのシニア・マーケット・ストラテジスト、ドミニク・ドゥオフルコー氏は、インフレを完全にコントロール↓に置くにはFF レートを焼く8%に引き上げなくてはならないと主張」したそうだ。昨日の記事にも金利オプションマーケットで6%と現状より1%高い予想にかけた大口の勝負が見られるという記事が出ていたが、米国内のイン私は、ボルカーのサタデイナイト・スペシャル(=金利よりもマネーサプライコントロールによる金融政策。結果、長期金利24%、FFレート20%の出現)の再現があると思っているので同氏の意見に賛成。フレに対する警戒感が(まだ少数派とはいえ)再び盛り上がってきたようだ。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-02-09/RPTO8JT0G1KW01?srnd=cojp-v2
3「この場に至って批判ばかりして」
昨日、以下のリツイートが、私のtwitterに来た。
「藤巻様、 日銀を批判することも大切ですが、日本国民が一体となって、どうやったら立て直しを図れるかを具体的に述べていくことが大切だと思います」
他の方が以下のようにリツイートしてくださった、
「藤巻さんは国会議員だった時、黒田総裁に直接、今の政策だと後々困ったことになると訴えていました。国会で直接ですよ。それも何度も。それでも政策を変えなかったんですから、藤巻さんからしたら、今さら何をか言わんやではないですかね」。
4.「オーソドックスな金融論に逆らえば強烈なしっぺ返しが来る」
昨日、以下のリツイートが私のtwitterに来た。
「職場のチームにJPモルガン市場部門に20年以上勤めた方がいますが、藤巻さんはレジェンドと仰っしゃられています。私も着眼点など感心させられることが多いですが、一方で、当時と今は債券市場は大きく異なり、大変失礼ながら今の環境に考えをadjustできてないとも感じます」
以下のように回答した。
「本質は何ら変わりません。私がディーリングを始めた1980年から、しばしば「経済は変わった(=(例)インフレ時代はもう来ない)」「統合政府で考えれば財政は問題がない(過去何度も出てきた説ですが、かっては毎回相手にされずすぎ消え去りました)」「時代は変わった」という説が市場に流れますが、全部、「オーソドックスな金融論が述べていることは、いつも最終的に正しかった」、との結果になっています。今回の「財政ファイナンス(≒MMT)をやっても何ら問題が起きない」も同じ結果を生むでしょう。強烈なしっぺ返しを伴って」
5.「私が国債市場の素人?」
一昨日、金利先物マーケットに関して「素人の方にはわかりにくいと思うが」と書いたら、昨日、「素人って自己紹介されているんですか?」と揶揄するようなリツイートが来たので以下のように回答した。
「そう、私が1995年に東京支店長に抜擢されたとき、ロイター社は『JPモルガンは日本国債のスタートレーダーを東京支店長に抜擢した』と英語で世界中に流しましたけどね。(’当時日本人の外銀東京支店長は皆無だったので大きなニュースでした)。貴兄が主張するように、それでも私は国債の素人なんでしょうね~?」
※本コラムは、筆者の許可をとって掲載しております。
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