1.「14日発表の米CPIはかなり重要そう」
本日のブルムバーグニュース。14日発表の米国CPIは米国長期金利、ドル・円相場、日銀の命運にも、かなり重要そう。米国のCPI が低下しても、日銀財務状況が日々悪化していくことに変わりはないが、米CPI が再上昇すると破綻が早まる。
2.「想定している以上の金融引き締めの可能性」
昨日のブルンバーグニュース。「サマーズ元米財務長官は10日、インフレに関する気の緩みが金融市場で広がりつつあるとし、投資家が現在想定している以上の金融引き締めが必要になるかもしれないと警告した」「同氏はインフレ抑制に寄与してきた多くの要素が反転する可能性を挙げた。一つは中古車価格で、自動車オークションを手がけるマンハイムのデータによれば、1月の米中古車平均価格は前月比で2.5%上昇した。ガソリン価格も今年に入って上昇している」。金が世の中に又っているのだから、QT でお金を回収しないことにはインフレなど簡単に収束しない。https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-02-10/RPVFPIT0AFB401?srnd=cojp-v2
(藤巻健史 公式ホームページから引用 ※ご本人の許可をいただいています) 藤巻健史 公式ホームページ https://www.fujimaki-japan.com/