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「米国金利は想定以上に上昇へ」「ドル円はトレンドとしてどうなるか?」「共同貧困へ」他

1.「米国金利は想定以上に上昇へ」

先週の強烈な雇用統計財以降、CPI 、PPIなど米国で出てくる数字の大半は将来のドルの堅調さを予感させる。お金がじゃぶじゃぶなのだからインフレなど簡単に収まらない。ドル円はこの2か月間お休みした後、長期の上昇トレンド入りと予想する。昨日の日経夕刊「ウォール街 ラウンドアップ」によるとドイツ銀行は、米政策金利を5.5%~5.75 %に引き上げるという予想を出したそうだ。現状から1%上昇、市場予想よりはるかに高い。この予想がただしければ、ドル円、長期金利ともにかなり上昇するだろう。日銀や地銀には死活問題だ

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-02-16/RQ69R9DWX2PS01?srnd=cojp-v2

2,「ドル円はトレンドとしてどうなるか?」

平時であり中央銀行がまともなら為替は国力を反映する。国力とはGDP であり、経常収支を主因として判断出来る。景気が良ければ金利が上昇するから金利も判断材料の一つだ。日本のGDPは40年間で世界ダントツのビリ成長。貿易赤字拡大で経常収支も赤字が定着しそう。経常収支の赤字化は学問的には、自国通貨安、長期金利の上昇、またはその両方だ。私が留学中の1979年「ジャパン as NO1」という本が出た。当時の日本経済は世界最強、米国経済は再起不能かもと言われていた。当時の為替はおおよそ1ドル240円。あんなに強かった日本が落ちぶれ、米国は大回復。

平時には、為替は国力を反映するのなら、1979年に1ドル=240円だった為替は、今は1ドル300円でもおかしくない。それにかけて加えて日本では中央銀行がおかしくなった。中央銀行が信用を失えば、その発行する通貨もアウト。私がドル円は500円を経て天文学的数字になるという理由。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA160QP0W3A210C2000000/

3.「共同貧困へ」

「一昨日、かえるシャンから以下のリツイートをいただいた。「今、毎日新聞夕刊で日銀国債を買い続けるしかないを読みました。その通りだと感じました。しかし買わなければハイパーインフレが起こるため買い続けるしかない 解決策に医療自己負担額5割にするなど抜本的な見直しが急務と感じました」

以下のように返信した。

「2月10日の毎日新聞夕刊の特集ワイドにほぼ1面を使って乗った、私の記事のことですね。それを読んでくださったのですね。ありがとうございます。

https://mainichi.jp/articles/20230210/dde/012/020/009000c

毎日新聞②

4.「2度目の毎日新聞1面」

1週間前の2月10日夕刊の毎日新聞にほぼ1面を使って載せていただいたが、毎日新聞がほぼ1面を使って特集してくださったのはこれで2回目。前回はJPモルガン勤務時代で夕刊の1面トップだった。タイトルは「相場の勝者外銀の日本人ディラー」。後に編集委員になられ、テレビのコメンテータにもやっていらしたMs.福本に書いていただいた。関東では白黒写真だったが、関西版はカラー。写真を見た途端、部下のウスイ嬢が「出た~。マクドナルドの店長さん」と叫んだ。確かに支店長というより、店長さんというイメージを私自身も持った(笑い)。

毎日新聞③

5.「講演会@大分」

別府①
メットライフ大分

先週木曜日は10時に家を出て別府へ。11日(金)に大分での講演会があったのでいつものように温泉に前泊。別府鉄輪温泉泊。部屋の下が源泉の吹き出し口だったため、露天風呂が猛烈な蒸気が流れ込んでくる。雲海に囲まれたようになったり視界が良くなったりと、これぞ別府、との感じを満喫。翌日(金)は、昼に大分に移り、講演会@大分JALホテル。そのままJALホテルに泊まり、土曜日朝8時40分大分発、10時05分羽田着。13時半より10人ほどの勉強会でボランティア講師@四谷。そのあと勉強会のメンバーと議論。18時帰宅。この勉強会は、三井信託千葉支店でお世話になった大学の先輩でもある長嶋先輩より頼まれたもので恩返し。帰宅後、原稿書き。いささかくたびれた。

(藤巻健史 公式ホームページから引用 ※ご本人の許可をいただいています)

藤巻健史 公式ホームページ
https://www.fujimaki-japan.com/