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ハイパーインフレに強い資産とは?ハイパーインフレに備える方法

日本にも起こるかもしれない「ハイパーインフレ」
前回「ハイパーインフレ」についていろいろお話させて頂きました。
※まだお読みになられていない方はこちらからお読みくださいね!

 

ハイパーインフレに強い資産とは?

「ハイパーインフレ」が起こると現金の価値は目減りしていきます。
自分の持っている資産を守る方法として、複数の金融資産を持っておくことが大切です。

ここでは、日本でも起こるかもしれない「ハイパーインフレ」に強い資産をご紹介していきます!

 

株式・投資信託などの有価証券

株式・投資信託は現金と違い、価値が目減りすることはありませんので、「ハイパーインフレ」にも強い資産といえます。

インフレで物価が上がることで会社の収益も伸びる傾向にあります。

企業の利益や経済が上向きならば、株式にも良い影響があるので、インフレによって株や投資信託の価値が、目減りすることは少ないとされています。

そして株は企業によっては、その企業のサービスを格安で受けることができるなど「株主優待」を設けている企業もあるので、特典次第では考慮する余地もあります!

輸出企業や海外大手企業などの株を保有して、円とのリスク分散するのも1つの手となります。

投資信託については、株と違い銘柄の選択など細かい運用はプロに任せることができるので、忙しい人でも投資することができます。

最近では、つみたてNISAのような個人でも始めやすいものも整っています。
積極的に制度の利用を検討してみてもよいのではないでしょうか。

 

貴金属、エネルギー、農作物などの現物資産

貴金属、エネルギー、農作物などは「現物資産」とも呼ばれ、物に対しての価値を指します。

具体的に例を挙げますと・・・

・貴金属(金、プラチナなど)
・エネルギー資源(原油、天然ガスなど)
・農作物(小麦など)
・芸術品
・自動車
・骨董品

・・・など

「現物資産」は物価の上昇と共に値段が上がるので、リスク分散というところでもおすすめの資産です。

 

不動産

もし投資資金に余裕があるのであれば、不動産を保有するのもリスク分散につながります。

なぜ不動産が「ハイパーインフレ」に強いのかというと、「ハイパーインフレ」では不動産の価値が値上がりするためです。

例えば、マンションを保有しているとすれば、家賃や土地の価格を上げることで利益を得ることができます。

ただし、不動産は毎月のコストや賃貸需要の情報など、知識も必要となるため、投資初心者ではなく、ある程度投資に慣れている方への資産運用となるので注意が必要です。

 

まとめ

日本で起こるかもしれない「ハイパーインフレ」

「備えあれば憂いなし」という言葉があるように、何事も備えておくことは非常に重要なことだといえます!

資産が減少するリスクを抑えるのは、1つの資産を集中保有するのではなく、分散保有することが大切です。

もし現在1つの資産を集中保有している方は、ぜひ分散保有することを検討してみてくださいね。