弥助
南海本線酒井駅より徒歩10分。創業は大正時代と正真正銘、堺一の老舗です。
高級感漂う佇まいに、老舗の誇りを感じます。
店内はシンプルに造られており、白木のカウンターやプライベートカウンター、テーブル席と座敷。様々なニーズに対応できるのも老舗ならではの経験が活きています。
ネタに合わせて、シャリの酢を変え、ネタとの相性などを考え、芸術品を創るかのように握られているようです。
ネタはちょうどいい塩梅の大きさ、老舗の風格から想像できないほどきさくな大将との会話で、ゆったりと寛ぎ、空間までも堪能できるお店です。
※隣に2018年に開業した「鮨 おおが」は「弥助」の4代目であり、「伝統を守り抜く弥助」と「新風を吹き込む鮨おおが」と異色の親子と話題になっています。
3代目は4代目の新しい挑戦を喜び、ご自身もまた伝統を守り抜くという誇りが際立ちます。
この両店に関しては、まだまだ新たな伝説が生まれてくるようで、今後ますます注目が集まるでしょう。
所在地:〒大阪府堺市堺区大町東1-1-18
TEL:072-221-3355 (予約可)
URL:弥助
定休日:木曜日・お盆・年末年始
予算:約¥20,000~/1名
鮨座 醤の
南海高野線堺東駅より徒歩11分、繁華街から離れており、訪問には少し時間を要しますが、静かな場所にあり、落ち着いた雰囲気で食事を楽しめます。
店内の総座席数は15席と小さめですが、カウンターと掘りこたつ風の座敷があり、貸し切りも対応してくれるようです。
食材にはこだわり、全国各地から厳選して仕入れ、毎朝営業時間に最高の状態になるようタイミングを計り仕込むそうです。
ネタのひとつひとつ丁寧にお仕事されており、お皿に盛りつけられたお鮨はどれも美しく、繊細な美を表現しています。ランチョンマット、箸置きや器などにも気を遣われているようで、まさに、「料理は目で食す」の言葉通り、視覚に優しく働きかけてくれるお店です。
所在地:〒590-0031 大阪府堺市堺区五月町8-12 大商ビル1F
TEL:072-224-8521 (予約可)
URL:鮨座 醤の
定休日:木曜日
予算:約¥10,000~/1名
鮨 おおが
2018年6月にオープン。南海本線堺駅より徒歩約10分。
隣にある創業100年の「弥助」の四代目が開業しました。
「自分が目指す最高の寿司を握りたい」と伝統のシャリを変えるなど、若き大将の挑戦が光ります。外観は高級料亭のような趣で、内装も随所に配慮やこだわりが見受けられ、あっと驚くアプローチなど、若い感性が際立っています。
総座席は、7席と控え目ですが、その分、「大将の目指す寿司への思いを感じながら食す。」という贅沢な空間が広がります。
ネタは、鮪に力を入れていますが、時期により仕入れが厳しい時でも、日本近海鮪にこだわる、妥協を許さない姿勢から、大将の揺るぎない思いが伝わってきます。
鮪以外の握りも一品料理に関しても細やかなお仕事をされており、握りに引けを取らないお味です。
「堺から世界へ通ずる鮨」との呼び名も高い、飽くなき大将の探求心が生み出す鮨が話題のお店です。
所在地:〒590-0954 大阪府堺市堺区大町東1丁2-7
TEL:072-221-1818 (完全予約制)
URL:鮨 おおが
定休日:不定休
予算:約¥50,000~/1名
まとめ
今記事では堺市で有名な寿司屋を3店舗ご紹介しましたが、堺には他にも素晴らしい寿司屋がたくさんあります。
ぜひ堺市の素晴らしい寿司を楽しんでいただけますと嬉しいです。