日本の現状は「財政破綻」という危機を秘めています。
日本の借金が1000兆円を超え、対GDP比は200%を超えているにも関わらず、何とか持ち堪えているのは「異次元緩和」という手法を使い、先延ばしにしているからだとも言えます。
しかし、この影響は大きく最終的に「日銀破綻」という結末を迎えると予想しているエコノミストや政治家も少なくありません。
この状況を日本を脱却する方法はあるのか、今私たちは何をすべきなのか、考察していきます。
かつて日銀や円の信用が傷ついたとき、日本は預金封鎖をしている
少し前になりますが、2015年にNHKで「預金封鎖の真実」という番組が放映されました。
NHKでこのような内容が報道されることは社会に大きな衝撃を与えました。
終戦間もない、昭和21年。日本は戦争による多額の借金を抱えていました。
当時の対GDP比は204%だったと言われています。
その借金に立ち行かなくなった日本は昭和21年2月16日、預金の引き出しを厳しく制限する「預金封鎖」を突然発表しました。
当時、政府が説明した国民への大義は、「日本経済を襲った猛烈なインフレを抑えるため」
ということだったのですが、その後、新券発行することでタンス預金も含めた国民の資産をあぶりだし、資産税を徴収することが目的だったと言われています。
現代においては私有財産権が憲法で確立されているため、この手法は難しいです。
そのため、今の経済状況の収拾を図るには、私有財産権に抵触しない日銀倒産という形になるであろうと予測されます。
日銀が崩壊したらどうなるのか?
日銀が崩壊しても、日本がなくなるわけではありません。崩壊後、新中央銀行が設立し、
市場原理に則って、日本経済は回復していくでしょう。
過去に、ドイツが元中央銀行(ライヒスバンク)が終戦後に潰れ、今の中央銀行(ブンデスバンク)に取って代わられるということがありました。
日銀が倒産した場合、同様のことが予測されます。
円の価値に傷がつき、ハイパーインフレが起き、いずれ鎮静化していく。
その中で私達がすべきことは、再生するまでの大変な混乱期をいかに乗り越えるかだと言えるでしょう。
もし、無関心でいれば、今まで貯めた資産や努力が一瞬にして失ってしまう可能性があります。
そのためにできる事から今、取り組んでいくことが重要だと言えます。
今、何を学ぶべきなのか?
とはいえ情報が錯綜し、どこから考えたらよいのか中々わかりにくいかと思います。
そのような方は、
- 日本が最終的にどうなるのか?
- 具体的に何が起こるのか?
- どうしたら危機の被害を軽減できるのか
- アベノミクスは何が問題だったのか?
- 今後、このような間違いを犯さないためにはどういう金融政策が必要か
とったことを知っておくことが大切です。
さらに、もしあなたが不動産オーナーであれば、
金融危機を迎えたときの海外、そのときの賃貸事情について知っておくことが参考になるでしょう。
全ての情報をキャッチするために
そこで今回は、2018年最後のセミナーなので「日銀破綻」に関する総まとめセミナーを開催いたします。
このような方にオススメな内容となっております。
- 日本経済について学びたい
- 日銀破綻と言われている背景を知りたい
- 混乱に備えた対策方法を知りたい
- 世界の賃貸事情に関する情報をゲットしたい
セミナー講師
株式会社Hajimeru 代表取締役 西田芳明
地域密着で建設事業と資産コンサルティング事業を展開し、これまでに300棟以上の賃貸マンション等をプロデュースし、それらの入居率は95%以上を保っている。そしてさらなるマンションの開発、技術の向上、低コスト化にも力を注いでいる。また、建築コンサルタントとして高利回りを産むマンション建設をアドバイス。マンション経営セミナー等での講演実績も多数あり、2013年、2014年、2015年と3年連続で日経相続・事業継承フォーラムでの講演しており、建設会社だから知りうる土地活用の真髄をついた話で好評を得る。
近年では、3ヶ月に1回のペースで海外に出ており、精力的に世界の情勢、世界から見た日本の情報をキャッチしている。
セミナー概要
【日銀破綻の行く末と世界の賃貸事情】
日にち:12月3日(月)
時間: 18:00~20:00
参加費:2,000円 /懇親会:3,500円
会場: ハービス PLAZA 貸会議室 5階
(〒530-0001 大阪市北区梅田2丁目5番25号)
定員: 20名限定(先着順)
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ぜひこの機会をお見逃しなく。