メルセデス・ベンツのVクラスの中でも、アウトドアに特化した「V 220 d Marco Polo HORIZON(以下、マルコポーロ ホライゾン)」は、まさに快適な車中泊を想定した車です。
マルコポーロ ホライゾンは、メルセデスのミニバン「V 220 d アバンギャルド・ロング」をベースにポップアップルーフやフルフラット機能のシートを装備。普段は7人乗りで、3列目を倒しフルフラットにすると3人の就寝スペースが確保でき、ルーフ上に装備されたポップアップルーフ内には、2人寝ることができます。つまり、5人もの大人が1台の車に横になって泊まることができるのです。
車中泊と聞くとどうしても狭い空間にストレスを感じながらの宿泊をイメージします。しかし、マルコポーロ ホライゾンは、広々とした快適空間だけでなくベンツらしいラグジュアリーな内装や乗り心地によって快適な旅を約束してくれます。
本記事では、快適な車中泊を可能にしたメルセデス・ベンツ「マルコポーロ ホライゾン」の魅力とアウトドアライフを紹介します。
メルセデスのVクラス「マルコポーロ ホライゾン」の魅力
メルセデス・ベンツのVクラスは、プレミアムなワンボックスカーで、快適なドライブと車内空間が楽しめます。マルコポーロホライゾンは、メルセデスらしい「高級感あるフォルムとエクステリア」、「高級感溢れるモノトーンの車内」、「レザーシートの触感は上品かつクール」など魅力がたっぷりつまった車と言えるでしょう。
デフォルトで3列シートの7人座席はカスタマイズ可能です。2列目、3列目を倒してフルフラットのベッドに早変わりするだけでなく、2列目を取り外せば多くの収納が可能になります。
1列目にも秘密があり、座席が230度回転します。停車時には、リビングのように向かい合って談笑を楽しむ使い方もできます。
車中泊仕様に後部座席を倒すと1列目はどうしてもデッドスペースになりがちです。運転席と助手席が回転することで、さらに有効的なスペースになっています。
海や山へドライブし、テントを張らなくても車内で向かい合って楽しむことができるのはかなりの魅力ですね。
マルコポーロ ホライゾン車中泊の一番の魅力は、屋根の部分が持ち上がるポップアップルーフの部分です。2人まで就寝可能なスペースができあがり、フルフラットにした座席以上に快適な寝心地を提供してくれるベッドとリーディングライトが備えつけられています。
夜になっても車内を灯すことができるのは、安全に使うための配慮とも言えます。
安全設計も充実しており、マルコポーロ ホライゾンには、レーダー型衝突警告システムやドアミラーの死角をモニターで確認できるブラインドスポットアシスト機能、シートのサイトサポートに内蔵されたエアチャンバーが衝突時に瞬時に膨張し、同乗者をドアから遠ざけ、衝撃を軽減します。これは、ドライバーだけでなく同乗者への保護機能も働きます。
快適なアウトドアライフを楽しむだけでなく、同乗者への安全設計も抜群で、安心した旅行が楽しめる仕様といえるでしょう。
プレミアムなミニバンで快適なアウトドア生活を
プレミアムなミニバンのマルコポーロ ホライゾンは、郊外でのリフレッシュに力を発揮します。山でも海でも、大自然に囲まれた場所に車で行き、安全なところに駐車をし、一日を過ごす。
メルセデスの公式ホームページに掲載されている写真のように、大自然に囲まれた場所にこそ、マルコポーロ ホライゾンは溶け込みます。それは、山でも海でも関係なく、車が走れるところならばどこへでも行けます。
車にアウトドア用のベッドを積んでおけば、外で快適に過ごせる季節なら、大自然のサウンドを聞きながらリフレッシュできます。その時の気分によって、車中泊と外で寝るのと選ぶことができますね。
きっと家族や友人を連れて、楽しむアウトドアライフがワンステージ上がることでしょう。
長距離の移動も存分にリフレッシュしながら
マルコポーロ ホライゾンは、大自然に囲まれたアウトドアライフを行う上で、上質な滞在を提供してくれる存在であることは間違いありません。
車での長距離移動で問題になるのがドライバーの疲労です。快適な睡眠ができない中での移動は、どうしても疲労が蓄積し、事故等のリスクが高くなってしまいます。
そのため、高速道路を使って少しでも早く目的地に到着したいと考えるはずです。
マルコポーロ ホライゾンを移動するホテルと考えるならば、道中の寄り道を増やして、車中泊を増やしても回復できるでしょう。睡眠だけでは全快とはいかないものの、温泉などと組み合わせながら、点々と入浴していけば、普段ではできないような旅に早変わりしますね。
車ひとつで観光地巡りを行いながら、メルセデス・ベンツに泊まる。旅行会社が組めないようなプランも実現可能になります。
まさに移動する家!メルセデス×ハイマーのキャンピングカー
メルセデスのマルコポーロ ホライゾンだけでも十分快適なアウトドアキャンプや旅行が楽しめます。
さらにグレードアップさせたアウトドアライフを楽しむならば、キャンピングカーを活用しましょう。メルセデスとハイマーがコラボしたキャンピングカーが存在します。
安全で快適。そしてラグジュアリーな宿泊が楽しめるならば、まさに移動する家と言える「HYMER × Mercedes-Benz」のラインナップがおすすめです。
「ML-T series」と「BMC-I series」の2種がハイマーとメルセデスの技術を詰め込んだシリーズです。
走行性はもちろんのこと、パワフルな駆動がストレスのないドライブを実現します。インテリアは、車内とは思えないくらいおしゃれかつ洗練され、無駄なスペースを極力減らし、収納場所に変え、ベッドはもちろん、キッチンやシャワールームまで完備。まるで移動式の小さなワンルームマンションを所有している様な感覚になります。
メルセデス×ハイマーのキャンピングカーを見ると、これだけで何ヶ月にもわたる旅行ができてしまいそうです。
キャンピングカーとマルコポーロ ホライゾンの価格比較
移動式の宿泊施設とも言える、キャンピングカーやメルセデス・ベンツのVクラス「マルコポーロ ホライゾン」の価格が気になります。
メルセデス×ハイマーのキャンピングカーは、14,688,000円(税込)~とグレードや搭載するオプションによって変わってきます。車体のボディカラーだけでなく、シートカラーや家具の色、フロアカーペットの素材まで細かくカスタマイズできるのが嬉しいところ。自分好みの仕様に仕上げられます。
また、マルコポーロ ホライゾンは、860万円~と、キャンピングカーの半分程度の価格です。
快適さはキャンピングカーの方に軍配は上がりますが、普段から使うことを考えるとマルコポーロ ホライゾンで十分な気もします。アウトドアライフにどこまでこだわりを持つかで、選ぶのも良いでしょう。
どちらも、メルセデスに優雅に泊まることに特化した仕様となっていますので、快適な旅行を楽しんでください。これらを手に入れることで、余暇の過ごし方やライフスタイルが変わっていくかもしれませんね。
まとめ
メルセデス・ベンツに泊まるをテーマにお届けしました。宿泊シーンに特化した機能を搭載するメルセデス・ベンツVクラスの「マルコポーロ ホライゾン」やハイマーとメルセデスの技術を搭載したキャンピングカーは、アウトドアライフを一変させます。
理論上、宿泊する場所を選ばないため、大自然の中にホテルを持つようなイメージです。また、キャンピングカークラスになれば、普段と変わらない生活ができることでしょう。
使い方はあなた次第でますます広がります。素敵なカーライフを過ごしてください。