<中編>経験と技術があるからこそできた、全てのシーンに対応可能な”4つのシェルター”はこちら
<後編>日本でワールドネットインターナショナルだけの技術
”1台で複数の機能を装備できるシェルター”
ー他に何か変わった用途でのご依頼はありましたか?
中嶋:東京メトロさまに納品させて頂いたことがありますが、東京メトロさまは創業96年なんですよね。
歴史以外に過去の遡った書類などは、いわば絶対に守るべき宝物…命ですよね。
7キロ先が東京湾なので、水害にやられてしまっては困るということで、人を守るという概念ではなく、過去の東京メトロの宝物を守りたいというご依頼で納品させて頂きました。
高額であっても購入の決め手となる独自の付加価値を提供
ーWEBを拝見させて頂きましたが、ワールドネットインターナショナルではシェルターのカスタマイズができるのですよね!皆さまどんなカスタマイズをされていますか?
中嶋:まず大体シェルターを欲しいと思われる方は旦那さまが多いのですが、やっぱり奥さまはそれを聞いて「滅多に起こるものでもないのにそんな大きいものいらないよ!」と怒られるらしいのです(笑)
ー正直私も主人に言われたら、同じ想いになりますね。耳が痛いです(笑)
中嶋:そうですよね。旦那さまはまず奥さまを説得するというのが大前提にあるわけです(笑)
弊社では5wayモデルの『最後の砦』に酸素カプセルをプラスすることができるので、そちらのカスタマイズをお伝えすると、奥さまが「あなた買っていいわよ」となるそうです。
ー最初は反対していた奥さまが買って良いよってなるなんて、どれほどの効果があるのかすごく気になります…(笑)
中嶋:他の奥さまにも同じように聞かれました(笑)
酸素カプセルは気圧を通常よりも高く上げることで、その中でゆっくり休んだり、中で運動をしたりすると燃焼効率が上がって細胞が活発に生まれ変わるんです。
新陳代謝が良くなるので、内臓脂肪や体脂肪を減らす速度を速めることができて、骨折の治癒能力を高めてくれる効果などもあります。
ーすごいですね!むしろ女性だけでなく、ご家族全員に嬉しいことづくしではないですか?
中嶋:その通りでございます。365日家族全員が入ることができるので、まるで病院が1個家にあるような感じですね。
ーそれを聞くと、OK以外の言葉は出てこないですね(笑)
中嶋:ありがとうございます(笑)沢山のお客さまにそう言って頂けています。
しかも1台で複数の機能を融合させることができるのは、日本で弊社の商品だけなんですよ。
ポイント
シェルターに酸素カプセルをつけることができる(付加価値の提供)
1台で複数の機能を融合させることができるのは、日本でワールドネットインターナショナルだけ(独自の価値の提供)
命を守る最後の砦『シェルター』有事以外の使い方とは
ー本当にすごいものをつくりだされているのですね。
防災シェルターを有事以外でしたら、皆さまどう活用されているのですか?
中嶋:日本は基本的に平和な国なので、むしろ有事の方が少ないですよね。
もちろん普段使いができるからこそ購入に繋がるので、普段はシアタールームや、カラオケボックスみたいにされる方もいらっしゃいますね。男性は秘密基地ができたような感覚で楽しんで頂けています。
ー秘密基地!それはすごく惹かれますね!
中嶋:そうですよね。男性は特に憧れるのではないでしょうか。
有事でも戦争・災害だけでなく、例えば犯罪に巻き込まれた時のパニックルームとしてももちろん使用できますし、あの中に逃げ込めばさすがに外からこじ開けることはできませんからね。
シェルターは命を担保するシーンが4つも5つも6つもご用意が可能という考え方です。
ポイント
シアタールームやカラオケボックスなど趣味の部屋として活用
犯罪に巻き込まれた際のパニックルームとして活用
シェルターは命を担保するシーンを複数用意が可能
元防衛大臣の石破茂氏との話の中で交わした、今後日本でのシェルター必要性は?
ーここまでいろいろお話をお伺いして、シェルターにどれだけの役割があっていかに大切なものなのか理解がとても深まりました。
では最後の質問となりますが、日本のシェルターの普及率は世界と比べても0.02%と非常に低いですよね。
中嶋広樹さま自身のお考えで大丈夫ですので、日本でシェルターは今後どのようになっていくと思われますか?
中嶋:実は去年の12月に、元防衛大臣の石破茂先生にお声をかけて頂き、その件でお話させて頂いたんですよ。
ー石破茂先生からどういう経緯でお声がかかったのですか?
中嶋:私は弊社が日本国内でシェアが9割近いシェルターをつくっている会社だといっているので、そこを石破茂先生が知って下さり、お声をかけて頂きました。
ー元防衛大臣の石破茂先生からお声がかかるとはすごいですね。
現在石破茂先生はシェルター協会の顧問をされていますよね。
中嶋:そうですね。石破茂先生に直接お声をかけて頂けるなんて本当に有難いです。
石破茂先生とのお話で、石破茂先生がその時から1カ月するかしないぐらいで42兆円の防衛費を国が用意しようという話になっていまして、いわゆる国策ですね。
私がお客さまに納品を続けても、多分5年たっても10年たってもそんなに増えないです。ただそれが国策となれば5年、10年、15年かかるのか、そこは分からないですが国の力の入れようでどうにでもなるのではないかと思います。国が動き出すのであれば、シェルターはもちろん普及率は日増しに絶対に増えていくと思います。というお話をさせて頂きました。
ー確かにそうですよね。国民の意識がようやく強まってきている今だからこそ国が動き出せば、大きく変わりそうですよね。
中嶋広樹さまのお話を聞いて、石破茂先生は何とおっしゃられていましたか?
中嶋:石破茂先生もそれはもちろん分かっていらっしゃっていて、少しずつ点と点を合わせることで全面に普及させていかないと、国民全員救出・国民全員保護というメインテーマを完結することはできないね。ということをおっしゃられていました。
なのでこの国はまだそんな状況ではありますが、今後の国の動きによってはより大きく変わっていくのではないかと思います。
ー中嶋広樹さま、本日はいろいろお話頂きありがとうございました!
ポイント
シェルターの普及率がまだまだ低い日本だが、政治家も興味関心を示しているので今後の国の動きによっては大きく変わっていくことが予想される
取材を終えて…
2011年3月11日に起こった東日本大震災の津波被害は誰もが忘れることのない大震災でした。私もこの大震災がキッカケで、災害に対する危機的意識を持つようになりましたが、「人のためになることを自らがつくりだしたかったのですぐに行動にうつした」という中嶋広樹さまは本当に素晴らしい方ですね。人のためになることをしたいと思っても、私のように何をしたら良いのか分からなかったり、行動にはなかなかうつせていない方も多いのではないでしょうか。財産よりも大事なのは命。もちろんそうです。でも命には東京メトロさんのように長年の歴史(資料)というものもあって、私にも私自身以外に絶対に守りたい命があります。いつかのために備える、「備えあれば憂いなし」という言葉があるように、いつ何が起こっても良いように(守れるように)ちゃんと準備をしておこうと思いました。ただ私にとってシェルターは高額でまだまだ購入はできませんが…いつか日本国民全員がシェルターは持っていて当たり前の国になって欲しいと願うばかりです。