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【長引くインフレ対策】実物資産への投資は有効な投資手段である!

近年の物価の値上げラッシュや円安の影響で、インフレ対策の必要性を感じているけれど、何をしていいのか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

2023年の経済予測を踏まえると、長引くインフレと景気減速リスク、この2つのリスクに備えた資産運用を行う必要があります。

そこで本日は、【長引くインフレ対策】実物資産への投資は有効な投資手段のお話をしたいと思います!

なぜ実物資産が有効なのか?

実物資産とは「物」そのものに価値があるため、インフレでも資産としての価値が目減りしない金融商品となります。

実物資産には、不動産・金・原油などがありますが、今後はどの実物資産で投資を行うかも重要になってきます。

不動産投資に至っては、経済悪化の影響はさけながらもインフレに対する備えとしては有効な手段となります。

実物資産とは、形があり、それ自体が価値を持つ資産なので、物が損傷しない限り、経済状態や物価の変化の影響で価値が突然ゼロになることはほとんどありません。

金融資産は実物資産と違って現金化はできますが、金融資産自体は価値を持たない資産なので、金融資産のひとつである紙幣は、国が返済できない状態に陥れば紙切れ同然となってしまうというデメリットがあります。

インフレ対策におすすめの実物資産の種類

貴金属

貴金属は具体的に、金・銀・プラチナ・ダイヤモンドが該当します。
人工的に大量生産できる商品とは異なり、限られた量しかないその希少性から資産価値が高く、インフレ時でも値崩れしにくいというメリットがあります。

不動産

一戸建て・マンション・アパートなどの建物、畑・山・森などの土地も実物資産となります。
このほか太陽光発電システムなども実物資産に含まれます。

インフレ対策として不動産を所有する場合、多くはマンション・アパートを賃貸経営したり、駐車場やコインランドリーを経営したりするのが一般的ですね。

インフレになると物価上昇にともなって家賃収入が上昇する傾向があるので、おすすめの実物資産ともいえるでしょう。

農作物

農作物には大豆、肉、小麦、砂糖、コーヒーなどが該当します。

前にお話ししたコモディティ投資では農作物も扱っており、農作物の売買は先物取引が多く、価格変動の影響を避けやすいのがメリットといえます。

先物取引とは、将来決まった日に取引時に定めた価格で売買する方法でなので、市場価値が上がっても安い値段のまま取引ができます。

実物資産、インフレ以外のメリットとは

金融危機でも影響が少ない

実物資産でも金は資産価値が高く、人気のある商品で「有事の金」ともいわれています。金融危機が発生しても値崩れなどの影響を受けることが少ないのが特徴となります。

価値がゼロになることがほとんどない

実物資産はそのもの自体に価値があるので、資産価値が目減りしにくいのが特徴です。

まとめ

インフレが進んでいる今、インフレが起きても資産価値が変わらない実物資産はインフレ対策には有効となります!

現金や預貯金といった金融資産は、物価の上昇に伴い資産価値が目減りするリスクがあります。

預貯金のみで資産を保有している方やインフレ対策をせずに金融商品への投資を開始した方は、ぜひこの機会に実物資産への投資を検討するとよいでしょう。